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あ行
天沼窯跡(相原町)[平安時代]
地図
※画像(写真)は立正大学所蔵
1979年、立正大学考古学研究室により調査された2基の須恵器窯です。1号窯の一部の上に2号窯がつくられており、1号窯は現存長2.6m、最大幅2.15m、2号窯は全長4.2m、最大幅2.8mです。2基とも無階無段の地下式窖窯(あながま)で、出土遺物は坏と埦を中心とし壺・甕・蓋などが発見されました。1号窯は9世紀第2四半期に、2号窯は9世紀中葉~10世紀に生産を行っていました。
1号窯焼成部遺物出土状態
2号窯全景
1号窯焚口地付近瓦出土状態
2号窯焼成部遺物出土状態