木曽森野遺跡 [縄文時代中期]

地図
 同時期の約100m南にある木曽森野南遺跡と一体的な環状集落で、本遺跡は集落の北端と考えられます。中期中葉から後期初頭の竪穴住居跡21軒、敷石住居跡8軒、掘立柱建物と推定される長方形柱穴列が23棟、屋外埋設土器6基などが発見されました。特に中期後葉加曽利E4式の時期は、7軒の住居のうち敷石住居が6軒を占め、住居内から砕かれた石棒が見つかりました。
J2号敷石住居跡(長軸4.7m)

J2号敷石住居跡(長軸4.7m)

深鉢形土器(曽利式)

深鉢形土器(曽利式)

目録高精細画像
深鉢形土器(曽利式)

深鉢形土器(曽利式)

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動物形土製品(長さ19cm、重さ2kg)

動物形土製品(長さ19cm、重さ2kg)

J3号敷石住居跡の遺物出土状況,

J3号敷石住居跡の遺物出土状況

深鉢形土器(加曽利E式)

深鉢形土器(加曽利E式)

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打製石斧・磨製石斧

打製石斧・磨製石斧

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