高ヶ坂石器時代遺跡(高ヶ坂二丁目) [縄文時代中期]

地図(1) 地図(2)
 高ヶ坂石器時代遺跡は牢場遺跡、稲荷山遺跡、八幡平遺跡の三ヶ所から構成されます。牢場遺跡は日本で初めて敷石住居跡が発見された遺跡で、1925年に発見され、翌1926年に国の史跡に指定されました。現在、牢場遺跡にある後期前半の敷石住居跡は覆屋で保護され、実物を見学することができます。牢場遺跡に隣接する稲荷山遺跡からは後期から晩期の配石遺構が発見されました。牢場遺跡、稲荷山遺跡と谷を隔てた台地上にある八幡平遺跡は、中期後半の柄鏡形敷石住居跡が見つかりました。稲荷山遺跡、八幡平遺跡の遺構は埋め戻され、その真上に再現された遺構を見学できます。
牢場遺跡の敷石住居跡

牢場遺跡の敷石住居跡

稲荷山遺跡の配石遺構

稲荷山遺跡の配石遺構

稲荷山遺跡の配石遺構のレプリカ

稲荷山遺跡の配石遺構のレプリカ

八幡平遺跡の敷石住居跡

八幡平遺跡の敷石住居跡

八幡平遺跡の敷石住居跡のレプリカ

八幡平遺跡の敷石住居跡のレプリカ

大正時代の調査の様子

大正時代の調査の様子