多摩ニュータウンNo.194遺跡(小山ヶ丘一丁目)[縄文時代後期]

地図

※画像(写真)は東京都埋蔵文化財センター所蔵

 1991年、多摩ニュータウン事業に伴って発掘調査されました。尾根の上にあり、後期前葉から中葉の竪穴住居跡13軒が環状に配置されていました。このうち7軒は敷石住居であったと推定されます。住居群の内側から発見された土坑群はお墓や貯蔵穴と考えられ、さらに土坑群を破壊してつくられた柱穴群は、掘立柱建物である可能性があります。
遺跡全景(上空東から)

遺跡全景(上空東から)

6号住居跡(長軸5.59m)

6号住居跡(長軸5.59m)

25号土坑(長軸1.63m、深さ56㎝)

25号土坑(長軸1.63m、深さ56㎝)

注口土器(堀之内式)

注口土器(堀之内式)