※画像(写真)は東京都埋蔵文化財センター所蔵
中期中葉から後期前葉の竪穴住居跡67軒が発見されました。住居跡からは、粘土採掘場であった多摩ニュータウン№248遺跡から搬入された粘土と焼成する前の土器が見つかりました。また、№245遺跡と№248遺跡で発見された土器と石器が接合しました。これらのことから№248遺跡から粘土を採掘して№245遺跡へ運び込み、土器をつくっていたことが明らかになりました。№245遺跡は住むには不向きな急斜面にありますが、№248遺跡で粘土を採掘する人々の生活拠点としてあえてこの場所につくられたのかもしれません。