地図※画像(写真)は東京都埋蔵文化財センター所蔵
1988~1993年、多摩ニュータウン事業に伴って発掘調査され、中期後半の住居跡8軒、
方形周溝墓1基、土坑8基が発見されました。方形周溝墓は、中期後半宮ノ台式期の特徴である大型で周溝の四隅が切れる形状をしています。住居跡からは、宮ノ台式土器の他に中部地方系の土器も出土しました。土坑の中には土器の破片や多量のトチの実が含まれているものがあり、埋葬施設であったと考えられます。
台付甕形土器(台部分は欠損・中部高地系、高さ20.5cm)
方形周溝墓周辺から出土した黒曜石製勾玉(最大長3.8cm)