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た行
多摩ニュータウンNo.949遺跡(小山ヶ丘五丁目)[古墳時代]
地図
※画像(写真)は東京都埋蔵文化財センター所蔵
1991年、多摩ニュータウン事業に伴って発掘調査され、後期の粘土採掘坑が発見されました。掘削方法は縦に掘り下げる方法と、全面を掘る方法の2つがあります。土師器とともに粘土を掘り出すのに使用した木製の
鋤
、掘棒(突棒)、未加工の自然木が出土しました。藁(わら)状の繊維製品が束あるいは敷物状に広がったものや、粘土を採掘した人が履いていたと考えられる“わらじ”も見つかりました。
調査風景
わらじの調査
鋤の出土状態
木製品とわらじ