成瀬経筒(南成瀬六丁目)[中世]

地図
 成瀬城跡の南方、現在の天神原公園付近の高さ約1mの塚から大正15年(1926)に経筒2個が発見されました。経筒は金銅板製で一つには「奉納経王六十六部 十羅刹女・三十番神 甲州祐順 当年四月」という銘文、もう一つには「奉納法花妙典一部、満願成就 皆令満足所、信心旦那武運長久息災延命 天文四年十一月日 四条彦次郎」という銘文が刻印されています。前者は甲州の祐順が法華経を埋納したもの、後者は天文4年(1535)11月四条彦次郎が武運長久、息災延命を祈願して法華経を埋納したものです。これらの遺物は東京国立博物館に収蔵されています。