三矢田遺跡 [縄文時代前期]

地図
 前期後半の竪穴住居跡5軒が発見されました。多量のクリ、クルミなどの炭化種子が検出された10号竪穴状遺構は貯蔵穴と考えられます。また、318点にものぼる大量の土製玦状(けつじょう)耳飾りが出土したため、工房のような集落の可能性があります。東海地方や東関東地方の土器も出土しており、遠隔地との交流も注目されます。
遺跡全景(上空真上より:上が北)

遺跡全景(上空真上より:上が北)

J-7号住居跡(長軸5m)

J-7号住居跡(長軸5m)

10号竪穴状遺構(長軸3.7、深さ1.6m)

10号竪穴状遺構(長軸3.7、深さ1.6m)

深鉢形土器(諸磯式)

深鉢形土器(諸磯式)

目録高精細画像
他地方から搬入された土器(右:大歳山式、推定高さ25.6cm)

他地方から搬入された土器(右:大歳山式、推定高さ25.6cm)

土製玦状耳飾り

土製玦状耳飾り

目録高精細画像