三矢田遺跡 [近世・現代]

地図
 近世以降の炭焼坑15基、明治時代以降の炭焼窯3基が発見されました。炭焼坑は大半が円形の土坑のような形をしており、伏焼法を使用した簡便な製炭施設です。炭焼窯は、半地下式の土窯で、内部は粘土と山砂によって突き固められていました。周辺から窯構築材を採掘したと考えられる山砂採掘坑6基も見つかりました。
炭焼窯(奥行き3.2m)

炭焼窯(奥行き3.2m)

階段状に掘削されている山砂採掘坑

階段状に掘削されている山砂採掘坑