通史編1

口絵
あいさつ
通史編Ⅰの編さんについて
凡例
自然
第一章壬生町の自然‥‥‥‥‥3
 第一節 位置と地理的性格‥‥‥‥‥3
 位置‥‥‥‥‥3
地理的性格‥‥‥‥‥4
(1)日本の中間、北関東の中央‥‥‥‥‥4
(2)関東平野沖積地の北端‥‥‥‥‥4
(3)思川・黒川扇状地の末端‥‥‥‥‥4
(4)古代・下野のほぼ中央‥‥‥‥‥5
(5)近世も交通上の要衝‥‥‥‥‥6
(6)現代、再び県南の雄に‥‥‥‥‥6
第二節 地形‥‥‥‥‥7
地形の概要‥‥‥‥‥7
壬生町の地形‥‥‥‥‥8
(1)丘陵地‥‥‥‥‥10
(2)台地‥‥‥‥‥10
上位面  中位面  下位面
(3)沖積地‥‥‥‥‥13
第三節 地質‥‥‥‥‥15
地質の概要‥‥‥‥‥15
壬生町の地質‥‥‥‥‥16
(1)関東ローム層‥‥‥‥‥19
宝積寺ローム層  宝木ローム層  田原ローム層
(2)段丘礫層‥‥‥‥‥20
鹿沼段丘礫層  宝木段丘礫層  田原段丘礫層
(3)沖積層‥‥‥‥‥23
第四節 壬生町の気候‥‥‥‥‥24
概観‥‥‥‥‥24
主な気候要素の特色‥‥‥‥‥24
(1)気温‥‥‥‥‥25
平均気温  月別最高気温と最低気温  気温の極
(2)降水量‥‥‥‥‥27
年降水量  月別降水量  降水日数  日降水量の極等
(3)‥‥‥‥‥28
風向  風速
第五節 植物‥‥‥‥‥32
植生‥‥‥‥‥32
暖帯常緑樹林  暖帯落葉樹林  土地利用
植物‥‥‥‥‥36
(1)栃木県植物目録‥‥‥‥‥36
(2)植物名‥‥‥‥‥37
(3)薬用植物‥‥‥‥‥42
町内の名木等‥‥‥‥‥44
(1)円宗寺のケヤキ‥‥‥‥‥44
(2)壬生寺のイチョウ‥‥‥‥‥45
(3)町の木・えのき‥‥‥‥‥45
(4)東雲桜‥‥‥‥‥46
(5)壬生高校植物園‥‥‥‥‥46
第六節 河川と水‥‥‥‥‥47
河川‥‥‥‥‥47
(1)思川‥‥‥‥‥49
(2)黒川‥‥‥‥‥49
(3)姿川‥‥‥‥‥50
(4)その他の細流‥‥‥‥‥50
地下水‥‥‥‥‥50
(1)思川付近の地下水‥‥‥‥‥50
(2)黒川下流の地下水‥‥‥‥‥52
(3)壬生台地の地下水‥‥‥‥‥52
(4)姿川流域の地下水‥‥‥‥‥53
農業用水‥‥‥‥‥53
(1)下馬木用水‥‥‥‥‥54
(2)小藪用水‥‥‥‥‥54
(3)溜池と湧水‥‥‥‥‥57
生活用水‥‥‥‥‥58
原始・古代
第一章壬生の黎明‥‥‥‥‥65
第一節 関東ローム層中の石器文化‥‥‥‥‥65
氷河時代  関東ローム層  旧石器時代と葛生人  旧石器の変遷  狩猟と採集生活
第二節 縄文文化の展開‥‥‥‥‥75
自然環境の変化‥‥‥‥‥75
旧石器時代から縄文時代へ  縄文時代の動・植物相
壬生の縄文時代‥‥‥‥‥77
縄文時代と土器の変遷  最古の土器と大明神遺跡  早・前期の遺跡と遺物  花開く縄文の世界  後期遺跡と八剣遺跡の遺物  八剣遺跡と亀ヶ岡式土器
縄文時代の生活と文化‥‥‥‥‥102
植物採集と調理用具  狩猟生活  漁撈活動  縄文時代の呪術と信仰  周辺地域との関係
第二章農耕生活の展開‥‥‥‥‥115
弥生文化の系譜  弥生時代と文化の伝播  弥生時代の自然環境  弥生時代中期の住居と集落 本学谷東遺跡と再葬墓  弥生時代の中期土器  壬生町域の後期遺跡  弥生時代後期の住居と集落  弥生時代の後期土器  水稲農耕の普及と機織の技術  弥生時代から古墳時代へ
第三章壬生勢力と古墳‥‥‥‥‥144
第一節 大和政権と古墳文化‥‥‥‥‥144
三世紀の東アジア世界と倭  古墳出現前夜  大和政権と古墳
第二節 壬生勢力の形成‥‥‥‥‥149
壬生町の古墳分布  壬生の首長墓  栃木県の初期古墳  北原二号墳の出現  北原二号墳と方形周溝墓  富士山古墳出現前夜  四~五世紀の下野国  富士山古墳と羽生田勢力  羽生田勢力の発展と茶臼山古墳  亀の子塚古墳と帆立貝式前方後円墳  羽生田勢力の南下と愛宕塚古墳  長塚古墳と牛塚古墳  吾妻古墳と甲塚古墳  国分寺勢力  大型首長墓の終焉
第三節 古墳文化の変質と群集墳‥‥‥‥‥181
埋葬施設の変化と横穴式石室の登場  栃木県の横穴式石室  壬生地域の横穴式石室  横穴式石室導入の条件  群集墳の出現  栃木県の群集墳  藤井古墳群の形成
第四節 埴輪の世界‥‥‥‥‥196
埴輪とは‥‥‥‥‥196
埴輪の種類  埴輪の語源  埴輪の起源  埴輪配置の変遷
壬生町内の埴輪‥‥‥‥‥203
埴輪の導入から衰退まで  銀杏葉文円筒埴輪  低位置突帯の円筒埴輪  安塚出土の人物埴輪  亀の子塚古墳の円筒埴輪
第四章律令時代‥‥‥‥‥221
第一節 古代国家の形成‥‥‥‥‥221
仏教の伝播  大化改新と律令制度  下毛野国の成立  下野薬師寺の造営と下毛野古麻呂
第二節 律令制度の確立‥‥‥‥‥230
大宝律令の制定  地方の行政組織  国府と郡衙  都賀郡の郷名  下野国分寺の造営
第三節 農民の生活と負担‥‥‥‥‥242
農民の生活  戸籍と計帳  農民の負担  兵役
第四節 古代の産業‥‥‥‥‥250
農業  手工業  窯業
第五章慈覚大師円仁‥‥‥‥‥255
誕生の地  生い立ち  勉学  叡山での修学  驚異の記録  大使帰国  長安へ  帰国の跪き  天台座主  東北巡錫
中世
第一章武士団と下野‥‥‥‥‥267
第一節 律令時代の終末‥‥‥‥‥267
古代末期の下野  律令制の弛緩  平将門の乱  武士団の誕生
第二節 中世初期の壬生‥‥‥‥‥272
下野の武士団  古代末期の壬生  国府の膝下  宇都宮氏の影  宇都宮の勢力拡大  板碑  五輪塔  結語
第三節 鎌倉期の下野武士団‥‥‥‥‥279
源氏挙兵  志田の乱  転戦する武士団  奥州征討  関東の内紛  承久の乱  得宗と元寇  南北朝動乱
第二章中世後期の壬生‥‥‥‥‥286
第一節 南北朝動乱から戦国時代へ‥‥‥‥‥286
室町幕府と関東  鎌倉府と鎌倉公方・関東管領  関東の諸矛眉  関東の政治的諸画期  南北朝の動乱と東国  藤井城と南北朝動乱期の壬生  第二期の相次ぐ内乱  上杉禅秀の乱(一四一六年)  永享の乱(一四三八~三九年)  結城合戦(一四四〇~四一年)  享徳の大乱(一四五四~八二年)  長享の大乱(一四八七~一五〇五年)  伊勢新九郎長氏の伊豆国制圧(一四九三年)
第二節 壬生氏の出自‥‥‥‥‥303
下野壬生氏の「出自」の謎  壬生官務家出自説  下野壬生氏の系図  壬生官務家出身説の疑問点  「出自」を探る手掛かり  横田系図の「壬生三郎」  第三七代権別当昌瑜は壬生氏出身  藤原姓を名乗る壬生義雄
第三節 壬生氏五代-壬生氏の発展‥‥‥‥‥316
壬生氏初代  彦五郎胤業  第二代 綱重  第三代 綱房  第四代 綱雄  壬生徳雪斎周長徳雪斎周長の兄綱雄暗殺事件?  天正七年二月の権力交替  壬生・鹿沼の正統的支配者としての義雄
第四節 壬生氏と中世民衆‥‥‥‥‥342
農業生産力の上昇  中世的耕地景観  新たな開発の課題  領主と民衆  年中行事に見る領主と百姓  在地の諸問題  「家中」の侍たち  下人・下女  百姓たち  起こったであろう農民闘争  地名の語る中世壬生  地名の検討のために  上田  安塚  北小林・助谷など  中泉  羽生田  国谷  上稲葉  藤井  壬生城の周辺  中世の居館・郷の分布  壬生氏台頭の条件
第五節 御留守座禅院と御神領惣政所壬生氏‥‥‥‥‥379
御留守座禅院時代  壬生氏出身の座禅院院主  御留守座禅院昌膳  御留守座禅院昌淳  御神領惣政所職  日光山領六十六郷  御神領惣政所壬生綱房
第六節 戦国期の関東と壬生氏‥‥‥‥‥387
戦国期関東の対立構図‥‥‥‥‥387
戦国の諸段階  第一期  第二期  河越合戦  第三期  越相同盟の成立と破綻  第四期
下野の戦国動乱と壬生氏‥‥‥‥‥394
宇都宮錯乱  淡志河  五月女坂の戦い  第三期の戦国下野  第三期から第四期へ  徳雪斎周長から壬生義雄への権力交替  下野の主戦場壬生・鹿沼
第七節 小田原攻めと壬生氏没落‥‥‥‥‥403
壬生氏の軍事力  小田原攻め  留守を守る壬生・鹿沼・日光山
第八節 中世壬生の文化‥‥‥‥‥408
壬生氏の文化‥‥‥‥‥409
壬生氏と連歌  遊行上人と壬生氏  演能と壬生氏  和歌
壬生の宗教文化‥‥‥‥‥414
円宗寺  瑞松寺  興生寺  常楽寺  雄琴神社  その他の寺社  解明が期待される寺社  熊野信仰と伊勢信仰  熊野信仰  伊勢信仰
第三章近世の壬生氏と壬生旧臣たち‥‥‥‥‥424
第一節 「後室」と壬生旧臣たち‥‥‥‥‥424
後室の住居  「後室様」とは  壬生旧臣たちの進路
第二節 日光東照社の創建と壬生氏旧臣‥‥‥‥‥429
東照社の日光遷宮  壬生官務家の下向と壬生旧臣たちの出迎え  壬生氏「後室」のその後  壬生氏の知行地  壬生官務家と下野壬生氏の結び付き  以後の交流  東照宮五十年忌法要と「後室」の死
第三節 近世中・後期の交流・交渉‥‥‥‥‥444
近世中期の官務家と壬生との交流  壬生義雄二百五十回忌法要  嘉永期の官務家と旧臣  維新期・明治以降の交流
金石文
第一章板碑から見た壬生の中世‥‥‥‥‥481
言い伝えの中に生きる石塔‥‥‥‥‥481
壬生町の板碑‥‥‥‥‥484
金色に輝く板碑群‥‥‥‥‥490
結衆する人々‥‥‥‥‥495
第二章壬生町の近世石塔‥‥‥‥‥503
中世から近世へ‥‥‥‥‥503
近世の祈り‥‥‥‥‥505
近世の追善供養‥‥‥‥‥508
近世
第一章領主支配‥‥‥‥‥513
第一節 近世初期の壬生‥‥‥‥‥513
小田原の陣と壬生‥‥‥‥‥513
壬生における太閤検地‥‥‥‥‥516
関ヶ原の役と壬生地域‥‥‥‥‥521
第二節 壬生地域の領主変遷‥‥‥‥‥522
領主変遷の概観‥‥‥‥‥522
各村の領主変遷‥‥‥‥‥524
第三節 壬生藩と藩政の展開‥‥‥‥‥530
領主と領知‥‥‥‥‥530
歴代藩主  城地と藩領域の推移  藩の職制と地方支配機構
壬生藩の年貢収取の動向‥‥‥‥‥551
菅谷村の年貢量の推移  武井村・下稲葉・星宮新田の年貢量の推移  壬生藩の年貢収取の動向
三浦氏時代の壬生藩‥‥‥‥‥561
寛永一四・一五年の土地政策  承応・明暦期の検地
加藤氏時代の壬生藩‥‥‥‥‥567
「七色掛物反対越訴」   「七色掛物反対越訴」の検証
鳥居氏時代の壬生藩‥‥‥‥‥573
鳥居氏と干瓢  藩財政の状況  天明・寛政期の農村と藩の対応  壬生藩の入百姓政策  壬生藩の金融政策
第四節 旗本の知行地支配‥‥‥‥‥592
旗本と知行地‥‥‥‥‥592
天野氏と知行地  横山氏と知行地  宮城氏と知行地  板倉氏と知行地  畠山氏と知行地
知行地支配の展開‥‥‥‥‥595
第二章村の社会と生活‥‥‥‥‥599
第一節 村の社会‥‥‥‥‥599
壬生の村々‥‥‥‥‥599
領主の変遷  村の生業
検地の実施‥‥‥‥‥604
太閣検地  自立する小農民
草分け百姓と村役人‥‥‥‥‥610
草分け農民  名主・組頭・百姓代  五人組
村落共同体‥‥‥‥‥620
村掟  本家と分家  若者組
第二節 村の生産活動‥‥‥‥‥623
秣場と用水‥‥‥‥‥623
用水をめぐる争い
新田開発‥‥‥‥‥627
新田村と切添新田  安塚村の開発
荒廃する村‥‥‥‥‥631
出奔する農民  天明・天保の大飢饉
村方騒動と一揆‥‥‥‥‥639
村方騒動  三義民の伝承  家中村の逃散事
商業と産物‥‥‥‥‥641
農間渡世  特産干瓢
第三章城下町壬生と交通の発達‥‥‥‥‥644
第一節 城下町壬生‥‥‥‥‥644
壬生の城下‥‥‥‥‥644
壬生の町  城下町の成立  日光への通路  城下町の建設  城下の町並み  城下町の賑い
将軍の壬生宿城‥‥‥‥‥657
壬生宿城
第二節 日光街道と助郷‥‥‥‥‥658
助郷制の成立‥‥‥‥‥658
日光街道と宿駅  助郷制の成立  助郷制の変貌
人馬の負担‥‥‥‥‥664
安塚村の助郷役負担
第三節 物資の輸送と壬生河岸‥‥‥‥‥665
壬生五河岸‥‥‥‥‥665
壬生河岸の成立  城米の積出港
商品の運送‥‥‥‥‥669
壬生城下町の外港  筏の流下
第四章文化と宗教‥‥‥‥‥672
第一節 庶民の生活と文化‥‥‥‥‥672
催事と遊び日‥‥‥‥‥672
1 村の内外の催し‥‥‥‥‥672
変化の兆し  生活の変化  催事の増加  政之助の日記  春の農閑期  農繁期に向かい  盆行事と秋祭り  年貢上納の前後
2 遊び日の編成‥‥‥‥‥689
近世の村と遊び日  助谷村の遊び日  遊び日の日数とその変化  遊び日の定期性と変動性  遊び日のタイプと性格  遊び日編成の自律性  遊び日編成の論理
庶民の教育と教養‥‥‥‥‥710
1 庶民生活と教育‥‥‥‥‥710
百姓の手習い  下野の手習塾  壬生地方の手習塾  手習塾の教科書
2 庶民の教養‥‥‥‥‥718
神新影一円流  神道無念流  壬生地方の画人
第二節 宗教‥‥‥‥‥728
寺院と領主‥‥‥‥‥728
寺院の本末関係‥‥‥‥‥732
寺院の役割‥‥‥‥‥738
寺院の造営・修復と祠堂金‥‥‥‥‥743
神社と領主‥‥‥‥‥746
神社と本所(吉田家)‥‥‥‥‥747
神社と氏子‥‥‥‥‥755
陰陽道‥‥‥‥‥760
ごあいさつ
壬生町史編さん事業完了までの経過
関係者名簿