1 公共施設の充実

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下水処理場清掃センター

 
 壬生町では,豊かな町づくりのために,道路の整備や舖装,教育施設の拡充,公共施設の充実が図られてきました。
 生活面では,1982(昭和57)年,下表町にあったじん芥焼却場が羽生田(はにゅうだ)に移され,清掃センターとしてより近代的な施設でゴミの焼却分別がなされるようになりました。下水道も,玩具団地全域,安塚,北小林の一部が,昭和40年代に整備され,昭和60年代には,壬生小周辺地域も整備され始めました。
 上水道では,1971(昭和46)年に北部配水場,1973(昭和48)年に南部配水場が造られました。そして,水の需要の伸びに合わせ,1982(昭和57)年に,中央配水場も造られ,現在ではコンピュータ装置によって町民の水道水が管理されるようになりました。
 中央配水場のタンクに貯められている水は,羽生田の黒川ぞいの地下から大きなポンプで汲み上げられています。
 
壬生中央公民館総合公園

 社会教育面も,壬生中央公民館・図書館・歴史民俗資料館などが整いました。稲葉地区には,黒川のほとりに「黒川の里・ふれあいプール」,稲葉中学校跡に宿泊施設・キャンプ施設と,自然教育センターである「嘉陽が丘ふれあい広場」が作られ,多くの人に利用されています。
 一方,「ふるさと創生事業」として「いきいき・エクササイズとメルヘンのまちづくり」のテーマのもと,1995(平成7)年4月に「おもちゃ博物館」が国谷(くにや)の明城(みょうしろ)開拓地に開館され,周りに陸上競技場を中心とした「総合公園」が整備されました。平成7年10月27日~11月4日には,国民文化祭・とちぎ95「おもちゃフェスティバル」が行われ,延べ5万人を越える入場者で賑わいました。その後も県内外から多くの人が訪れ,平成19年7月にはおもちゃ博物館入館者数が180万人に達しました。さらに,2000(平成12)年開催の「第17回全国都市緑化フェア」のため,町と県によって「壬生町総合公園」「とちぎわんぱく公園」の整備が進められ,「夢と活力にあふれた緑園都市“壬生”」というテーマが実現されました。