3 「緑と太陽と空間を生かした」町づくり

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 1977(昭和52)年には,町の発展の道しるべとして町民の願い,誓いなどをおりこんだ「壬生町憲章」が制定されました。「壬生町憲章」は,次の5項目からなっています。
 
 一,心のふれあいを大切にし,教養と文化の高い町をつくります。
 一,自然と歴史を大切にし,よりよい環境をつくります。
 一,思いやりに満ちた心で,あたたかい社会をつくります。
 一,働くことによろこびをもち,豊かな生活をきずきます。
 一,きまりを守り,互いに信じあう,明るい町をつくります。

 また,町では,美しい郷土を象徴し自然を愛する町民の心を育くむために,町の花・木・鳥も制定しました。
 
町の花(ユウガオ)町の木(エノキ)町の鳥(ヒバリ)

 
 壬生町は,宇都宮・鹿沼・栃木・小山市に囲まれ通勤しやすいことや,平地で家を建てやすいことなどから,今後ますます人口が増えることが予想されます。町では,住宅地にするための道路の整備や,国谷(くにや)地区に聖地公園をつくるなど,新しい都市化の波に対応しようとしています。
 また,北関東自動車道が一部開通し,壬生インターチェンジができました。将来は,茨城県から群馬県に通ずる東西の高速道路と南北に走る東北自動車道とが結ばれて,壬生町は新たな広域拠点として,その発展がさらに期待されています。