[附 壬生町の概要]

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位置
 壬生町は関東平野の北の端にあたり,栃木県の中央よりやや南西の位置にあり,面積は約60km2です。東は下野市,南は下野市と栃木市,西は栃木市都賀町と栃木市西方町,北は鹿沼市と宇都宮市に接しています。
地形
 北部が高く(最高118.6m),南部が低い(最低49m)地形で,町の西側を思川(おもいがわ)と黒川が平行して流れ,町の南の端で合流しています。東側には姿川もあって,水の豊かな水利に恵まれた町です。
地質
 壬生町の中心を占める台地の地質は,火山灰土の関東ローム層です。これは広く関東平野に見られるもので,今から約1万年前までに,活発に噴火していた火山の爆発によって出た火山灰が積もって,できたものです。
 町内の土地利用は,下の円グラフのようで,水田の占める割合が一番多くなっています。台地上に水を引くために,思川や黒川から下馬木(げばぎ)用水や小藪用水が作られています。
壬生町の土地利用
(総面積6,108ha)
2007年現在

植物など
 町の木は「榎(エノキ)」で,下表町の一里塚の目印に植えられたものが有名です。この他にも,円宗寺(えんじゅうじ)のケヤキや壬生寺(みぶじ)のイチョウなどの名木もあります。町の各所には,平地林があり豊かな自然が残されています。

壬生町の位置

壬生町の周辺-市町村と交通路-


壬生町の河川と水利