種類 | 国指定史跡 |
指定年月日 | 大正15年2月24日 |
所在地 | 壬生甲字車塚3,068他 |
所有者・占有者 | 壬生町 |
測量図データ(pdf) |
牛塚古墳は東側にある車塚古墳(円墳)とともに、町の中央部を南流する黒川東岸の台地上につくられた前方後円墳です。墳形は前方部が短く、上から見ると帆立貝のような形をしているため「帆立貝型の前方後円墳」とも呼ばれています。
墳丘は二段につくられ、第一段平坦面(基壇)が幅広くつくられているのが特徴です。
墳丘第一段の全長は約60m、後円部の高さは約5mあります。墳丘の周囲には堀(周溝)がめぐっていましたが、ほとんどが埋もれてしまい、わずかなくぼ地としてその姿を確認することができます。
近年の発掘調査の結果、堀は浅く掘られた堀の中央部を、さらに掘り下げて造る二段掘りの堀であることが判明しました。
なお、牛塚古墳・車塚古墳の南500mには、国指定史跡の愛宕塚古墳があります。