所在地 | 羽生田字北原1530-3他 |
測量図データ(pdf) |
亀の子塚古墳は、桃花原古墳と同じく北原古墳群の中にある前方後円墳です。前方部が短いことから、「帆立貝(ほたてがい)型」前方後円墳ともいわれています。
墳丘の全長は約35mあり、墳丘の表面は川原石(葺石、ふきいし)で覆われると共に、馬や人物の埴輪が立てられていたことが、昭和60年に行なわれた発掘調査から確認されています。
また亀の子塚古墳には、この地域の他の大型の古墳にみられる「基壇」といわれる墳丘第一段部を幅広く造る特徴が確認されません。
石室については、未調査のため不明です。
[参考文献]
1987 『壬生町史資料編 原始古代・中世』 壬生町史編さん委員会