壬生城東郭「櫓台」址

読み:みぶじょうひがしくるわやぐらだいあと
 地図22


「櫓台」址

種類町指定史跡
指定年月日昭和64年1月1日
所在地中央町1,347-41
所有者・占有者壬生町

 精忠神社所蔵の「壬生城絵図」によると、現在の城址公園(本丸)を中心に二の丸、三の丸とあり、北に正念寺郭、南に下台郭、そして東に東郭がありました。もともと壬生城の大手門は城の南にありましたが、元禄期(1688~1704)に城主松平輝貞により今日の大通りに面した東側に移されました。
 東郭址の一部は、近年まで個人宅の敷地内に土塁と堀、そして「櫓台」址を残していましたが、現在は写真のように「櫓台」が所在した場所にその一部を保存しています。