下馬木溝渠の碑

読み:げばぎこうきょのひ
 地図34


 
所在地壬生甲下馬木

 壬生下馬木の神明神社境内に建ってます。
 この碑は、地区の田に水を引くため、明治4(1871)年に増田才兵衛、葭葉吉五郎、殿塚粂右衛門、葭葉礼助を中心とする下馬木の人々が、上稲葉峯山の下を掘り抜いてトンネルを造り、黒川の水を引いた下馬木用水の大工事の記念碑です。
 碑文には、当時の壬生藩知事鳥居忠文の大きな力添えがあったことも記されています。
 溝渠の長さは約2800mにも及びます。
 
[参考文献]
1989 『壬生町史 通史編Ⅱ』 壬生町史編さん委員会