所在地 | 北小林字塚田 |
朝比奈三郎の墓とかかわる言い伝えが残る塚です。
「あかね」という娘は、朝比奈三郎とともに落ちのびた三郎の家来熊野五郎を慕い、尼となりその行方をさがしましたが、ついに北小林の地で病にかかり倒れてしまいました。しかし、偶然にも五郎が通りかかりあかねを助け起こしましたが、彼の腕の中で息をひきとりました。五郎も悲しみのため後を追うように自らの命をたちました。
里人たちは、これを憐れみ二人の墓をつくったといわれています。
尼恋塚は、水不足のときこの塚に祈ると雨が降るといわれることから雨乞塚とも呼ばれています。