雄琴神社 本殿、拝殿、随神門

読み:おことじんじゃ ほんでん、はいでん、ずいじんもん
 地図44-2


随神門

種類町指定有形文化財・建造物
指定年月日平成3年1月1日
所在地通町18-58
所有者・占有者雄琴神社

 雄琴神社は、嘉保2年(1095)に創建され、はじめは藤森神社と言われていました。後に寛正3年(1462)、小槻彦五郎胤業が遠祖小槻宿弥今雄をまつる江州雄琴神社から勧請し、今雄公を合祀し雄琴神社と名付けました。
 本殿は一間社流造り。拝殿、随神門は入母屋造り。
 なお、本殿は江戸時代に記された『雄琴大明神造営次第』によると、天和3年(1683)に普請をはじめ、貞享3年(1686)に完成したとあります。
 本殿は破風の反りが良く、流造りの形をよく残しています。拝殿は軒と垂木の用いかたが技巧的であり、随神門は虹粱の架構が独自であるなど、各建物それぞれに工匠の創意が見られます。