種類 | 町指定有形文化財・建造物 |
指定年月日 | 平成3年1月1日 |
所在地 | 大師町11-17 |
所有者・占有者 | 壬生寺 |
大師堂は、天台宗の基礎をきずいた平安時代の高僧、慈覚大師をまつっています。
堂は、貞享3年(1686)日光山輪王寺の願いにより、壬生城主三浦壱岐守明敬によって建立されました。現在、建立時の棟木が当寺に保管されています。
屋根は入母屋造りの桟瓦葺で、内部の格天井には菊花紋が色違いに描かれています。また寸法は正面三間、側面二間、向拝一間となっています。
大師堂は彫刻類の飾りは一切なく簡素ですが、格調の高い建物であるとともに、江戸中期に建造された町内に残る唯一の建造物です。