明城A遺跡

読み:みよしろえーいせき
 地図61

遺跡遠景(西側台地から望む)遺跡遠景(北東から)
2号住居址遺物出土状況4号住居址遺物出土状況
7号住居址全景

 
所在地国谷字明城

 明城遺跡は、現在の栃木県立「わんぱく公園」内にあった弥生時代から古墳時代にかけての集落址です。
 平成2年度に行なわれた発掘調査により、西側に低地を見下ろす台地上に6軒の住居址が発見されました。
 いずれの住居も方形で、地面を掘りくぼめた上で、柱をたて屋根を葺いていたようです。
 住居址内からは、石で作られた矢じりなどの石器が多く出土しているのが大きな特徴です。
 
[参考文献]
1995 『明城遺跡』 壬生町教育委員会