人見城民作 木彫・彩漆額「嫦娥」

読み:ひとみじょうみんさく もくちょう・さいしっかく 「じょうが」

種類町指定有形文化財・工芸品
指定年月日平成5年7月1日
所在地通町
所有者・占有者船町神明宮

 人見城民(本名:与四郎)氏は、壬生の船町に明治27年(1894)に生まれました。
日光の上野桐恵のもとに内弟子として入り、16年間日光彫りと漆の修行をしました。その後、大正10年頃から浮彫りの素材の上に顔料をまぜた漆を塗り重ねていく技法を開発し、これを「日光堆朱」と名付けました。
 昭和35年、工芸振興に尽くした功績により県文化功労賞を受賞しています。