種類 | 県指定有形文化・絵画 |
指定年月日 | 昭和37年4月24日 |
所在地 | 安塚 |
所有者・占有者 | 個人 |
高久靄厓(1796~1840)作 縦131.5cm、横53.5cm
「流れのほとりに竹林があり、一農夫が若駒をひいて土橋にかかる。側に門あり、門を入れば竹林の中に茅屋があり、一文人の読書に余念なき姿が見える。山は霞の彼方に遠く離したため広々とした山麓の情緒が出ている。構図や竹林の描写には、何か蕪村を思い出させるものがある。農夫や馬のいきいきとした描写、竹林の軽妙な表現、水墨の調子など、何れも年期のかかったものである。」
栃木県教育委員会「栃木県の絵画」より