平出雪耕筆 道釈画

読み:ひらいでせっこうひつ どうしゃくが

蛾蟇仙人図

鉄拐仙人図

種類町指定有形文化財・絵画
指定年月日昭和64年1月1日
所在地壬生町立歴史民俗資料館
所有者・占有者壬生町

蛾蟇仙人図紙本淡彩、縦124.5cm、横51.7cm
鉄拐仙人図紙本淡彩、縦124.0cm、横51.5cm

 平出雪耕は寛延2年(1749)、西方村金井に生まれました。本名を平出秀継(号は秀景)といい、壬生藩の専属絵師として仕えるかたわら、特技の医術をもって多くの病人の救済にあたったとも言われています。また雪耕の門人には、世に関東の四大家の一人と称される南画家高久靄厓がいます。晩年は金井の生家に住んでいましたが、文政6年(1823)に75歳の生涯を閉じました。
 壬生の豊栖院には、恩師を顕彰し、靄厓により「雪耕山人の碑」が建立されています。