表町、通町 明細帳

読み:おもてまち、とおりまち、めいさいちょう

種類町指定有形文化財・書籍
指定年月日昭和62年3月3日
所在地壬生町立歴史民俗資料館
所有者・占有者壬生町
縦25.0cm、横16.7cm

 本明細帳は、正徳2年(1712)鳥居忠英が壬生に入封したさい、表町と通町の二町より提出されたものです。
 明細帳には両町の石高・長さに始まり、家数・人数、船数・船賃、作物・穀物の値段など両町の概況や代々の領主のとりきめなどが、詳しく記されています。
 これにより、当時の両町が「城下町」として、日光道中壬生通りの「宿駅」として、また黒川の「河岸」として栄えていた姿を知ることができる貴重な史料となっています。