藤井干瓢音頭

読み:ふじいかんぴょうおんど

   種類町指定無形民俗文化財
   指定年月日昭和51年9月27日
   所在地藤井
   所有者・占有者藤井干瓢音頭保存会
   演目と内容壬生町に干瓢が伝わった由来を歌にしたもので、手踊りと笠踊りがあります。
かんぴょう音頭作詩 鈴木義行・山川徳太郎
作調 栃木勝一郎
さて 東西 皆様方よ 干瓢音頭を読み上げまする
この由来を 尋ねたならば 今を去ること 三百余年
壬生の城主の 鳥居の殿が 京へ上りし その道すがら
木津の流れに ふくべを拾い これを我地に広めんものと
壬生の藤井に試作をさする 経過よければ 作付ふえて 
今や産地は県外までも 一目見せたや 他国の人に
干瓢作りの その面白さ 庭に干したる その有様は
日光名所か 白糸滝か 朝日輝く その美しさ
今朝のふくべの面影いずこ 汽車や汽船やあのトラックで 
日本各地や海外までも 輸出なされる その産額は
実に一年 五十と余億 壬生のほまれは 天下のほまれ
まずはご披露 止めおきまする