解題・説明
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市指定有形文化財 所在地:美馬市脇町字小星248 指定年月日 昭和52年3月30日 小星大師堂は、吉野川北岸の河岸段丘の奥にある大師池の畔に位置します。建築年代は、鬼瓦に刻まれた年号から寛政12年(1800年)と考えられます。 お堂は、宝形造(ほうぎょうづくり)で擬宝珠高欄(ぎぼしこうらん)の切目縁を三方に回しています。一間の向拝を付け、均整がとれたものです。このお堂の大きな特徴としては、欅(けやき)の太い一本の木から柱、戸板、桁、欄間(らんま)、向拝、彫物、縁板などすべて賄われていること、そして木鼻などにみられる多くの魅力ある彫刻です。
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