「放課GO→」と「放課GO→クラブ」

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 港区におけるさまざまな子ども支援施策は、平成期には、生涯学習の一環として施策化されることになった。例えば国または東京都の委託あるいは補助事業として、放課後児童育成事業が「放課GO→」、放課後児童健全育成事業が「放課GO→クラブ」という事業名で展開されている。「放課GO→」は、児童福祉法に基づく放課後児童健全育成事業として設置される厚生労働省所管の学童クラブとは異なり、保護者の就労状況にかかわらず誰でも午後5時まで利用することができる。また、「放課GO→クラブ」は、上記「放課GO→」に加えて学童クラブを併せ持ち、午後7時まで子どもを預かる事業である。港区では、平成21年度(2009年度)より、区内の小学校7校が、それまでの「放課GO→」を、「放課GO→クラブ」へと充実を図るとともに、「放課GO→クラブ」は、各総合支所へ事業移管を行った。区では、子ども家庭支援部が平成27年度に「子ども・子育て支援事業計画」を策定し、児童数や学校施設の状況を照らし合わせながら、「放課GO→」および「放課GO→クラブ」の拡大について計画的に展開している。