補助金による学校復興費[図14][図15]

136 ~ 137 / 268ページ
 9校もの焼失校を持つ芝区では、その復興費に苦慮した。当時区は、財政的自主機能は与えられていなかった。芝区の歳入は大正8年度74万円であったが震災後の大正13年以後は毎年度100万円を越し、昭和2年(1927)は200万円に達した。主として大震災で焼失した小学校の復興建築費に充てるために市補助金[注釈12]や借入金[注釈13]の増加によるものであった(『芝区誌』)。
 

[図14]学校別復興費復旧費予算割当表(『芝区誌』)

 

[図15]小学校隣接公園

関連資料:【文書】教育行政 南桜尋常小学校復興建設
関連資料:【文書】教育行政 愛宕尋常小学校復興建設
関連資料:【文書】教育行政 桜田尋常小学校復興建設