専門学校

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 臨時教育会議の答申は現行制度を変更する必要のないことを示しており、大正期から昭和にかけて数的な拡充が見られるのが特色となっている。また女子専門学校の占める比重がきわめて高いことも目立っている。こうした高専、大学の拡充は第1次世界大戦後の好況を背景に進学者の増加した中等学校卒業者には門戸を開いたことでもあり、一方産業界等の期待や要望にも応えたことにもなる。