港区教育史 通史編 5 昭和期の教育【上】
〔口絵〕
目で見る港区の教育のあゆみ 昭和前期のころ
コラム 学童集団疎開
縁故疎開から学童集団疎開へ
疎開先での暮らし[図1][図2][図3]
空襲下の子どもたち
「疎開」の記録を読み解きつづける
参考文献
〔まえがき〕
刊行に当たって
『港区教育史』の刊行に寄せて
監修のことば
凡例
港区教育史 通史編5 昭和期の教育 上 目次
第4章 戦時体制下の教育 ―昭和前期の教育―
概説 昭和前期の教育
第1項 拡大する戦争と区民生活の動向
(1) 戦争への歩み
満州事変、日中戦争
第2次世界大戦
(2) 社会不安と物資不足
戦時下の港区地域の様子
隣組
警防団
日常生活物資不足と統制[図2]
第2項 戦時体制下の教育施策と区の対応
(1) 「国民学校令」以前の小学校教育
教育内容と学校生活
学校行事[図3]
戦時体制の進む中での学制改革
(2) 国民学校制度と教育内容
「国民学校令」公布
国民学校の教育内容
(3) 校舎の鉄筋化
鉄筋化のすすむ校舎
第3項 地域内の教育の概況
(1) 小学校教育の概況
公立小学校の新設
高等小学校の変遷
心身障害教育の発展
■補助学級の設置
■光明(こうめい)学校の開設
■弱視学級の開設
(2) 幼児教育の状況
公立幼稚園の設立
私立幼稚園の様子
(3) 産業教育の動向
実業教育の推進
青年学校の誕生
青年学校の課程
(4) 地域内諸学校の状況
中等教育
諸学校
(5) 社会教育の強化
国策と社会教育
青少年団の様子[図14]
第4項 戦災の影響と対策
(1) 戦災と教育措置
戦災と学校防空
学徒動員・勤労動員[図15]
「戦時教育令」と学校教育
縁故疎開・学童疎開
(2) 終戦
残留児童の教育
校舎の被害
第1節 「国民錬成(れんせい)」の教育
第1項 戦争への歩みと教育
(1) 小学校の教育
昭和初期の教育
■体験的学習活動
■郷土教育
■生活綴方(つづりかた)
■映画教育
国体明徴と皇国の道
(2) 国民学校の誕生
「国民学校令」の公布
国民の錬成(れんせい)[図2]
第2項 教育の内容
(1) 教育内容の変化
指導内容の統制
教師用指導書[図3]
(2) 国民学校の教科と内容
教科と内容[注釈6]
教育の留意点と要旨
(3) 国定教科書の改訂
国民学校教科書
国語、修身教科書
(4) 諸行事の重視と変容
戦時色の強まり
各種訓練行事[図7]
第3項 不況下における施設・設備の改善
(1) 鉄筋化計画の進行
災害による復旧の促進
校舎の鉄筋化[図8][図9]
特別教室等の充実
体育館、プールの設置[図18][図19]
(2) 公立小学校新設
竹芝尋常(じんじょう)小学校
高輪台尋常小学校
芝浦国民学校
(3) 校外教育施設の開設と運営
臨海学園
夏季特別施設[注釈22]
第4項 教育実践
(1) 「国民錬成(れんせい)教育」の展開
新教科書による実践
訓練強化
(2) 体育・徳育の重視
武道・教練
修身・愛国心
(3) 学校における給食
生活困窮家庭への対応
■私設団体による学校給食状況
学校給食の開始
(4) 校外での食糧増産
勤労動員
空地開墾 [図27][図28]
(5) 進路の状況
卒業生の進路
進学者と就職者
高等小学校・実業補習学校への進学
第5項 児童の状況と地域
(1) 児童の状況
少年団への参加
児童の遊び
児童文化活動
課外の読物[図34]
(2) 地域の協力
校舎増改築時の協力
学校開設時の協力
学校統廃合によせる協力[図35]
第2節 青年学校の発足
第1項 実業補習学校と青年訓練所の統合
(1) 実業補習学校
実業補修学校の実態
実業補習学校の役割
(2) 青年訓練所
青年訓練所の実態[図1]
青年訓練所の役割
第2項 青年学校の発足
(1) 青年学校の成立
青年学校の目的
青年学校のようす
戦時体制の教育
(2) 青年学校の義務制
義務制への移行
私立青年学校の設立
第3節 産業教育の状況
第1項 戦時体制移行の中での産業教育
(1) 産業から要請される実業学校
産業教育の様子
実業学校の実態
(2) 整理統合による産業教育の充実
商業学校から工業学校へ
工業生産の重視
第4節 戦時下の教職員
第1項 教職員に関する諸規程
(1) 戦時体制整備の諸法制
教職員の思想統制
「錬成教育」と活動
(2) 教職員の兵役
特典停止
応召に対する対策
(3) 教職員の任免・待遇・厚生
教職員の身分・待遇
教職員の応召
教職員の厚生
第2項 地域内教職員の状況
(1) 教職員の研修
校内研修
公開授業研究
共同視察
(2) 教職員の活動
教職員の勤務・服務
学校の一日
第3項 教育会と教職員の活動[注釈9]
(1) 各区教育会の活動状況
芝区教育会
麻布区教育会
赤坂区教育会
(2) 校外教育施設での活躍
夏季施設
林間学校
第5節 幼児教育の状況
第1項 「幼稚園令」公布後の様子
(1) 幼稚園制度の確立
幼稚園の隆盛
幼稚園の教育内容[図2][図3]
(2) 公私立幼稚園の増設
公立幼稚園の増設
私立幼稚園の増加
第2項 戦時体制下の措置
(1) 東京都幼稚園非常措置
幼稚園の非常措置
空襲下の保育[図8][図9]
※保育園
第6節 心身障害教育の状況
第1項 養護学級への就学奨励
(1) 養護学級の設置
養護学級併設の動き
養護学級の教育
(2) 補助学級の様子
補助学級の設置
補助学級の教育
第2項 光明(こうめい)学校の設立
(1) 光明学校の開設
肢体不自由児童の教育
光明学校の開設[図3]
(2) 教育内容
施設・設備の概要
教育の実際
第3項 弱視学級
(1) 弱視教育の動き
弱視児童の実態把握
弱視学級設置の事情
(2) 南山小学校の弱視学級
我が国最初の弱視学級
施設・設備
教育の実情
第7節 諸学校の状況
第1項 官・府・市立学校
(1) 官・府・市立学校
中等諸学校
実業学校
(2) 専門学校・師範学校
専門学校
東京府青山師範(しはん)学校
第2項 諸学校の戦時体制
(1) 地域内諸学校の戦時体制
「国家総動員法」
学徒出陣
学校報国隊[図7][図8][図9][図10][図11][図12]
勤労動員の強化
第3項 私立学校
(1) 私立学校の様子
中等以上の私立学校
(2) 各種学校の様子
各種学校
第8節 戦時下の社会教育
第1項 戦時体制と社会教育
(1) 社会教育団体の戦時編成
国民の組織化
港区地域における状況
(2) 港区地域内諸団体の活動
青年団
女子青年団[図3]
少年団
青少年団への統合
町会・隣組・婦人会の活動
婦人会
第2項 社会教育施設
(1) 図書館
特色ある図書館の開館
出版物の規制
(2) その他の社会教育施設
美術館
集会場
市民館
第9節 戦況深刻化に伴う教育的措置
第1項 戦況の悪化とその影響の深刻化
(1) 疎開と人口移動
疎開の促進
建物の強制疎開
縁故疎開
空襲による被害
(2) 学校被災と教育対策
学校被災の様子
学校教育の対応の実際
学校施設の戦時下の利用
第2項 学童疎開の実態
(1) 戦局と学童疎開
戦災の深刻化と縁故疎開の奨励
学童疎開の実施[図6]
■戦時疎開学園の開設
■帝都学童集団疎開
私立学校の学童集団疎開
輸送計画
疎開受け入れの計画[注釈5]
(2) 学童集団疎開[図19][図20][図21][図22]
集団疎開地への出発・当時の概況[注釈6]
疎開地での生活
児童の心[注釈8]
宿舎の様子[図25][図26][図27][図28]
冬期対策
待避施設[図31]
一日の生活[注釈9]
面会日の様子[図38][図39]
疎開地での教育[図40][図41][図42][図43]
学芸会[図53]
(3) 再疎開の実施状況
食糧不足の深刻化
空襲時の災害[図56]
二次・三次疎開の実施
集団疎開より縁故疎開へ
(4) 学童集団疎開と家庭・地域の協力
病気・事故への対応
食糧等物資の補給への協力
奉仕会の後援[図61]
善意のサツマイモ
(5) 学童集団疎開より復帰の状況
6年生疎開よりの復帰
終戦と疎開 学童の復帰
(6) 集団疎開と教職員
残留児童の教育と教職員の苦労[図65]
教職員の苦労[注釈16]
〔あとがき〕
第4章 戦時体制下の教育 ―昭和前期の教育― 注釈
参考文献 (順序不同)
協力者・協力機関 (掲載資料所蔵機関および協力機関)
監修者・執筆者一覧
関係者一覧 (令和3年9月現在)
昭和62年刊行『港区教育史』編纂組織及び関係者
学校名・施設名索引
港区平和都市宣言
[奥付]