官立、府市立の実業学校、専門学校、私立中等学校、各種学校は次のようである。
実業学校には、
市立京橋商業学校(大正13年創立)昭和14年東京市立芝商業学校と校名変更になっている。
市立高輪工業学校(明治39年5月創立)[注釈27]
市立麻布商業学校(大正12年4月創立)
市立赤坂商業学校(昭和8年4月創立)[注釈28]
などがみられる。
専門学校には、東京高等工芸学校、東京都立女子専門学校があった。
なお、東京府青山師範学校は、明治33年(1900)に赤坂区青山北町に転入してきてから、昭和11年(1936)まで36年間、多くの教員を養成し、世田谷区下馬に転出した。
私立の中等学校も数多く設立されていた(第7節参照)。
そのほか、各種学校も多く設立され、実務上の知識や技能を授けていた。
主なものは、建築、土木、電気、機械、応用化学、英語、自動車、印刷、製図、手芸、洋裁、和裁、筝楽、盛花、タイピスト、美容、栄養、写真など、日常生活に身近なものがとり上げられていた。
関連資料:【文書】中学校教育 東京市立高輪工業学校
関連資料:【文書】中学校教育 東京市赤坂商業学校
関連資料:【文書】私立・諸学校 東京府青山師範学校