課外の読物[図34]

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 大正から昭和にかけて、児童に読まれた雑誌に『少年倶楽部』(大正3年創刊)がある。大正末の吉川英治「神州天馬侠」、昭和初期の山中峯太郎「敵中横断三百里」、江戸川乱歩「怪人二十面相」などが連載された。
 「敵中横断三百里」は、戦時下の青少年に適した読物として人気があった。『少年倶楽部』の表紙には時代が表われている。
 昭和10年代になると、「日米戦わば」「太平洋波高し」などの本もよく読まれた。

[図34] 『敵中横断三百里』