青年訓練所の実態[図1]

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 大正15年(1926)「青年訓練所令」が公布され、中等以上の学校に進まない勤労青少年に対して、入営時までの教育を行う青年訓練所が設立された。これは、師団縮小に伴う軍務要員教育強化のために設立されたもので、16歳~20歳の青年に4年間教育を行うようになっていた。
 「青年訓練所令」第1条には「青年訓練所ハ青年ノ心身ヲ鍛練シテ国民タルノ資質ヲ向上セシムルヲ以テ目的トス」とあり、訓練項目は「修身及公民科、教練、普通学科、職業科トス」として各科が設けられた。
 港区地域(旧芝・麻布・赤坂区)の青年訓練所は次のように設置された[注釈5]。
 
 東京市立芝第一青年訓練所 芝区通新町14(御田(みた)高等小学校)
 東京市立芝第二青年訓練所 芝区愛宕3ノ5(愛宕高等小学校)
 東京市立麻布青年訓練所  麻布区筓町28(筓(こうがい)尋常(じんじょう)小学校)
 東京市立赤坂青年訓練所  赤坂区一ツ木町85(赤坂尋常小学校)

[図1] 青年訓練所入所案内