青年訓練所の役割

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 勤労青少年の教育機関には、明治26年(1893)から設置されている「実業補習学校」があるが、大正14年(1925)、高等小学校卒業者中実業補習学校に入学すべき者は年々95万人いるが、実際入学者は42万人程度であった。そこで、入営までの青少年の公民教育とりわけ軍事訓練を重視した青年訓練所の開設が要望されるにいたった。青年訓練所の特色は、(1)兵役年限半年短縮の特典 (2)実業補習教育終了後入営までの計画的教育である。
 しかし、実業補習学校と青年訓練所とは統合すべきという考えがおこり、両者は統合されて「青年学校」へ発展していくことになる。