夏季施設

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 夏休み中の学校施設の開放、臨海学園・林間学校、地域のラジオ体操、プールやシャワーバスの使用、夏季保健所等、学校自体の計画によるもの、区教育会等の関連によるもの、地域社会、青年団、一般家庭等への協力等、教職員は夏休み中でも活躍の場が多く、教育の立場から一致協力して経営に当たり、責任を果たしてきた。
 『氷川学報』2号(昭和5年度)に、校舎と運動場開放について、次のような記録がある。
 
 七月二二日(水)から八月一〇日(月)まで二〇日間 午前八時から同一一時まで、三時間 第一階教室三、体操場及運動場を開放し、児童の学習並に運動遊戯のため特に便宜を考へて実施したのである。指導監督者毎日交番に二名宛、衛生婦一名、使丁一名宛勤務したのである。
 
 鞆絵尋常(ともえじんじょう)小学校では同じ頃「遊びの学校」を実施している[図6]。

[図6] 遊びの学校(お伽ばなし)・鞆絵尋常小学校


[図6] 遊びの学校(シャワー)・鞆絵尋常小学校

 
関連資料:【文書】小学校教育 氷川小学校夏休み中の学校開放