目次
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第5章 戦後教育の展開 —戦後復興期の教育—
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第2節 新教育の展開と小学校教育
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第1項 施設・設備の復旧改善の状況
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(4) 夏季施設(臨海・林間)の確保と充実
岩井夏季学園[図11][図12]
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前にも述べたように昭和38年度より小学生用臨海施設は千葉県岩井海岸に移る。昭和38年度の実施計画は、期間7月31日から8月20日まで、3泊4日、対象小学校5、6年。参加約2900名。費用賄費1020円、交通費340円となっている。昭和39年度には期間が7月21日より8月14日となり、参加者2300名となっている。交通機関は実施当初より貸切直通バスを利用した。
夏季臨海施設も、昭和40年度までは小中学校共に岩井海岸であったが、昭和41年度より、中学校の臨海施設が静岡県下田に移り、岩井海岸は小学校のみの施設となった。
昭和40年代後半になって岩井夏季学園も廃止になり、小学校の夏季施設は箱根夏季学園のみとなった。
[図11] 岩井臨海学園(『みなと広報』昭和32年度)
[図12] 岩井臨海学園(『みなと広報』昭和38年度)
関連資料:【文書】小学校教育 岩井夏季学園