義務制への移行措置[図4]

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 昭和22年4月発足した当時の新制中学校は第1学年の生徒のみを義務就学とし、24年度に全学年の義務就学が完成している。
 
 昭和21年度 国民学校6年―昭和22年度新制中学校1年義務就学
 昭和21年度 国民学校高等科1年――新制中学校2年へ希望編入
 昭和21年度 青年学校普通科1年―
 昭和21年度 旧制中等学校1年―中等学校2年
 昭和21年度 国民学校高等科2年――新制中学校3年
 昭和21年度 青年学校普通科2年―
 昭和21年度 旧制中等学校 2年―中等学校3年
 
との措置がとられた。
 旧制中等学校生徒については、在学者は希望に応じて進級させ、昭和21年度第1学年の生徒が第5学年となって卒業した昭和25年度をもって廃止された。
 本区においては、昭和22年度、移行措置として港中学校に2、3年生が199名、城南中学校に2年生57名、3年生19名、赤坂中学校に2年生34名が編入学をしている。

[図4] 新学制実施と移行措置(『学制九十年史』参考)

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