各校の研究[図13]

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 文部省、都、区教育委員会等は新しい教育理念の徹底と、教育水準の向上、教員の研究促進などを図るために、昭和22年(1947)以降、実験学校、研究協力校を指定し、組織的に研究した結果を公表する制度を採用した[注釈9]。この制度には、本区の中学校も指定を受け、現場における実践研究の推進に貢献している[注釈10]。
 
 昭和24年 赤坂中学校、「学校教育と青少年赤十字」研究大会を開催、研究指定校ではないが、本区初の中学校の研究大会である。
 昭和25年 朝日中学校 文部省、都の研究協力校「職業・家庭科」
 昭和26年 港中学校 都研究協力校「理科」―実生活を基盤とする理科教育―
 昭和27年 愛宕中学校 都研究協力校「特活」 青山中学校 東京都第1回テレビ教育研究会を開催
 昭和28年 朝日中学校 文部省より産業教育研究校の指定 愛宕中学校 朝日中学校 都職業教育指定校
 昭和29年 高陵中学校 都研究指定「本校における特別教育活動」
 昭和30年 愛宕中学校 都研究協力校「国語」 NHK 放送教育指定校
 昭和31年 愛宕中学校 都研究協力校 「理科」高陵中学校 文部省実験学校 「中学校におけるホームルームの研究」
 昭和33年 青山中学校 都職業家庭科研究指定 文部省産業教育研究協力校、区研究指定校 青山中学校、朝日中学校「理科」 港中学校「道徳」
 昭和34年 芝浜中学校 都統計教育研究指定校 区研究指定校、高陵中学校「学校行事」、北芝中学校「道徳」 赤坂中学校「特別教育活動」
 昭和35年 朝日中学校 区研究指定「道徳」 城南中学校 区研究指定「学級活動における進路指導」(日本職業指導協会よりも指定)[注釈11] 芝浜中学校 区指定「統計教育」
 昭和36年 港南中学校 都研究協力校「特殊教育」 区研究指定校三河台中学校 「学校経営」 芝浜中学校「統計教育」
 昭和37年 愛宕中学校 都研究協力校「道徳」 区研究指定校 北芝中学校「生活指導」 愛宕中学校「道徳」 三河台中学校「学校経営」
 昭和38年 北芝中学校「生活指導」 高松中学校「道徳」[注釈12] 赤坂中学校「学習指導法」 区研究指定
 昭和39年 港中学校「道徳」区研究指定
 昭和40年 港南中学校「生活指導」 赤坂中学校「学級活動」
 昭和41年 芝浜中学校「学校経営」 青山中学校 都研究協力校「理科」[注釈13]
 昭和42年 三河台中学校「学級経営」 青山中学校「思考力の育成」赤坂中学校「道徳」 区研究指定校

[図13] 天皇皇后両陛下赤坂中学校赤十字活動をご視察(『赤坂中学校30周年記念誌』)

関連資料:【文書】中学校教育 高陵中学校教育課程
関連資料:【文書】中学校教育 城南中学校進路指導
関連資料:【文書】中学校教育 高松中学校道徳の指導
関連資料:【文書】中学校教育 青山中学校理科の指導
関連資料:【文書】教職員 <参考>港区立幼・小・中学校(園)研究一覧表
関連資料:【学校教育関連施設】