学校運営の実態

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 六・三制の義務教育修了第1回生が卒業する昭和25~26年ころからは、区内の小・中学校の教育活動も次第に充実された。
 昭和36年(1961)ごろよりの届出教育課程を中心にしてみると、週定期行事・月行事・授業計画等が、詳細に検討され、校内の運営組織が充実している姿が「学校教育計画」「学校要覧」等に明示されている。
 中学校の学校運営機構、小学校の教育計画の例をあげると[図2][図3]のようである。名称に少々違いはあるが校内の運営組織は、大綱においては、各校ほとんど同じで徐々に固まってきていると見られる。

[図2] 学校運営機構(昭和39年度『愛宕中学校学校要覧』)


[図3] 学校教育計画・赤坂小学校(『赤坂小学校学校要覧』)