昭和24年(1949)「国立学校設置法」により国立大学をはじめ国立諸学校の設置をみるに至った。
■東京工業大学附属工業高等学校
明治19年(1886)1月21日の創立にかかり、たびたび所属替えが行われ、また制度及び内容の変遷があり、しかも歴史と所在地を異にしていた工芸高等学校と電波工芸高等学校とが昭和26年(1951)に合体して現在の東京工業大学工学部附属工業高等学校となったもので、唯一の国立の工業高等学校である。
校地は、旧工芸高等学校が所在していた港区西芝浦1―6であった。
課程は、機械、電気、電気通信、工業化学、建築の5科とし、生徒定員は合併前の両高等学校の定員の合計数660名である。