「青年学級振興法」(昭和28年8月14日施行)の勤労青年教育振興の趣旨を受けて、本区に青年学級が開設されたのは、昭和28年11月のことである[注釈7]。成人学校と併設の形で、神明小学校を会場とした。科目は「速記(初歩)」、「音楽とコーラス」であり、期間は5週間であった。以後、生活技術、職業実務、趣味教養などを主に、旧愛宕中学校、竹芝小学校と会場を移しながら、毎年1会場で開設されていったが、参加希望者の増加につれて、昭和34年には、第2青年学級が開設された(その後の経緯は2項において述べる)。
■青年学級の開設