■芝児童館

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 昭和20年代の社会教育活動の場として、大いに活用されたのは現在のみなと図書館の敷地にあった芝児童館である。都児童課の施設として昭和23年12月に建設された[注釈10]。同館は木造2階建延165坪(545平方メートル)で集会室、図書室、工作室、遊戯室等があった。
 都の施設ではあったが、本区の少年関係の活動によく利用されたようであり、例えば昭和24年度の文化課事業のうち、文化講座、小中学校児童生徒芸能発表会、同作品展、こどもの日制定記念音楽と映画の会、児童図書室、子供芸能大会、青少年補導映画会等が開催されており、また緑蔭子供会、映画会などの打合せ会の場としてもしばしば利用された。