目次
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第6章 教育の質的向上 ―経済成長期の教育―
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概説 経済成長期の教育
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第1項 経済の発展下における港区の変貌(へんぼう)と教育
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(3) 人口の変化と区民生活
■人口密度
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昭和50年度の日本の人口密度は300人であるが、東京50キロメートル圏内の人口密度は、3354人である。港区の人口密度は1万831人でたいへんな過密地域になっていることがわかる。これを港区内支所管内ごとに見ると[図6]のようになっている。
昭和35年や40年では麻布、本所(芝)、赤坂、高輪の順で人口密度が高かったものが、昭和50年には、麻布、高輪、赤坂、本所の順となり本所と高輪が逆転した。これは本所管内が業務地区化し、高輪管内が高層マンション化していることとの関連を示している。
[図6]支所管内ごとの人口密度(『新修港区史』)