区内での先導的試行と第4次改訂

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 昭和51年文部省は御成門中学校に、第4次学習指導要領改訂の先導的試行の研究を委嘱した。すなわち「ゆとり」と「充実」にむけての「週時程の縮小」「教科選択制」の導入の研究がそれである。
 第4次の学習指導要領の改訂は、第3次改訂学習指導要領に加え豊かな人間形成という立場から、「人間性豊かな児童・生徒を育てること」「ゆとりある、しかも充実した学校生活が送れるようにすること」「国民として必要とされる基礎的・基本的な内容を重視するとともに、児童・生徒の個性や能力に応じた教育が行われるようにすること」など自ら考え正しく判断できる児童・生徒の育成をめざしている。第4次改訂は小・中学校は昭和52年に行われ、小学校は昭和55年度から中学校は昭和56年度からそれぞれ実施された。
 
関連資料:【学校教育関連施設】