心身障害教育の状況

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 本区において、障害児教育が学校教育の中に「特殊学級」として位置づけられたのは、昭和31年である。その後、昭和49年に特殊学級を「心身障害学級」とよぶようになり、一層内容がきめこまかいものになった。
 言語障害児のための学級は、昭和48年度、桜田小学校に「ことばの教室」として開設され、さらに昭和52年に難聴学級が開設されて「ことばときこえの教室」と改称された[注釈9]。
 情緒障害学級は、昭和48年氷川小学校に通級制の「つぼみ学級」として開設された。その後、昭和59年南海小学校に移転している[注釈10]。
 精神薄弱学級は、神明小学校、本村小学校、氷川小学校、青山小学校、高松中学校(昭和46年まで)、城南中学校に開設された[注釈11]。
 肢体不自由学級は、昭和49年から筓(こうがい)小学校に開設され、昭和55年、神明小学校、昭和58年港南小学校と港南中学校に移設され設備も充実した[注釈12]。
 昭和57年度の各学級の児童・生徒数は、[図9]のとおりである。

[図9]心身障害学級・児童・生徒数〔昭和57年度〕[注釈13]

関連資料:【文書】特別支援教育 港区心身障害教育推進協議会設置要綱
関連資料:【文書】特別支援教育 港区立肢体不自由児学級設置に関する報告
関連資料:【文書】特別支援教育 心身障害教育の研究
関連資料:【文書】特別支援教育 氷川小学校ぎんなん学級の観察記録
関連資料:【文書】特別支援教育 桜田小学校ことばときこえの教室の指導
関連資料:【文書】特別支援教育 南海小学校情緒障害学級の概況
関連資料:【文書】特別支援教育 港南小学校肢体不自由児学級の概況
関連資料:【文書】特別支援教育 精神薄弱学級の概況
関連資料:【図表および統計資料】教育行政 区立学校幼児・児童・生徒数
関連資料:【学校教育関連施設】