昭和43年度（1968年度）以降の本区の幼稚園の設立をみると、昭和45年度から昭和50年にかけて10園が開園されている［注釈14］。そしてこの中に二つの独立園が誕生した。昭和51年独立の高輪幼稚園と、昭和59年独立の白金台幼稚園がそれである。しかし昭和51年度以降には新設園はない。
　本区の区立幼稚園（25園）の園児数の最高は、昭和52年度の2602名でありそれ以後減少してきている［注釈15］。これは、港区の人口の減少と共に少子傾向による幼児の減少や保育園の増加などが影響していると考えられる。
　本区の幼稚園は小学校に併設されているものが多く、そのため運動会、学芸会、避難訓練などの行事を小学校とともに行うなど小学校との一貫性をもった教育活動が進められている。
　
関連資料：【文書】小学校教育　東町小学校幼小一貫四四教育
関連資料：【図表および統計資料】教育行政　区内義務教育終了年齢までの人口構成　年齢別/性別
関連資料：【図表および統計資料】教育行政　区立学校幼児・児童・生徒数
関連資料：【学校教育関連施設】