■教育機器の活用

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 教育機器の中で、昭和40年代の初めに盛んに活用されるようになってきたのは、オーバーヘッド・プロジェクター(OHP)とシンクロファクス(磁気シートを用いた録音再生機)である。
 昭和43年度に南山小学校が「指導法の改善を目ざして、OHPをどのように学習にとりいれたらよいか」という主題のもとに校内研究をしている。OHPをもっと気軽に、自信をもって学習に利用できることを期待したものである。
 その後、年々と設備が充実され、昭和60年の状況は、スクリーンが各教室に常設され、投影器も1学級に1台設置されて日常の授業に活用されている。
 シンクロファクスを利用したシート学習についても、昭和44年度の区の『教育研究発表記録』に檜町(ひのきちょう)小学校で行われた国語科と算数科の実践が発表されている。
 
関連資料:【図表および統計資料】教育行政 教育機器・ICT機器の設置状況