■日程

139 ~ 140 / 429ページ
 夏季学園は移動教室とちがい生徒の希望参加のため、学校により参加学年もちがう。日程についても、総合運動場や農場が開設され昭和52年を境にかなりの違いができた。
 第1日目、学園到着後、入園式、オリエンテーション、荷物整理のあと、学園付近の散策などをしていたが、52年以後は農園作業[図28]や、グループに分かれ、野球、バレーボール、テニスなどのスポーツをとり入れる場合が多い。

[図28]学園農場での収穫〔夏季学園〕

 第2日目は晴天なら登山・雨天の場合は見学を計画する例が多い。
 登山コースも学校によっていろいろだが、次の例はよく実施するコースである。
 学園―(バス)―高峰高原―(登山)―水の塔山―(登山)―篭の塔山―(下山)―池の平―(バス)―地蔵峠―(バス)―学園
 第3日目は以前は登山の翌日ということを考え軽い登山や自然観察、見学などを実施していたが、総合運動場が設置されてからは、運動場を利用しスポーツを実施する場合が多い([図29][図30]はその一例である)[図31]。

[図29]昭和48年 高陵中学校の計画


[図30]昭和60年 御成門中学校の計画


[図31]学園での運動〔夏季学園〕

 オリエンテーリングと運動場でのスポーツと組み合せて実施する学校などもある。
 第3日目の夜はキャンプファイヤーなどを行って友情を深め、小諸での最後の行事を終わる。